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そもそもサイトリニューアルとは？

サイトリニューアルとは、今あるWebサイトに対して、機能の追加やデザインの刷新など大幅な変更を加えて、機能性を向上させることです。Webサイトの一部を修正するだけでは対応できない課題を解決する場合に行われることがあります。例えば、ブランディングイメージを更新する、ユーザビリティの向上を目的とする場合です。

サイトリニューアルの手順

実際にサイトリニューアルをする際の手順をご紹介します。

1．サイトリニューアルの目的を設定する

最初の手順は、サイトリニューアルの目的の設定です。リニューアルの目的が明確でなければ、単にWebサイトのデザインを更新するだけの作業に終始しかねません。

例えば、サイトリニューアルの目的が集客数の増加なのか、求職者数を増やすことなのか、商品の購入数を増やすことなのか、その目的に応じてサイトの方向性が変わります。単なるデザイン変更に終わらないように、最初に明確な目的を設定することが大切です。

2．目標を設定する

サイトリニューアルをした結果、達成したい目標を具体的に設定します。リニューアルしたサイトは公開後も、クオリティ維持や改善のために継続して更新していく必要があります。

その際、具体的な目標がなければ、何を改善するべきかを判断できません。目標達成のために今のサイトに不足している要素を考えることで、方向性が明確になります。

3．予算とスケジュールを決める

次に、サイトリニューアルの費用、リニューアル後のサイト公開日などのスケジュールを決めます。リニューアルの内容や修正期間によって費用は大きく異なりますので注意が必要です。リニューアルによって見込まれる売上の推移と、改修にかかる費用のバランスを考慮しなければなりません。

4．課題、競合サイトを分析する

自分のサイトや参考とする競合サイトを実際に使ってみて、ユーザー目線で課題を分析します。使いやすい点、不満な点、強みのアピールの仕方、自社が優れていると感じる点などを比較し、分析していくことで、最適な施策を決定できます。このとき、競合サイトの施策をそのまま真似しないように注意してください。

5．サイトマップ、ワイヤーフレームを設計する

設定した目的、目標にもとづいて、サイトマップやワイヤーフレームを設計します。サイトマップとは、サイトページを一覧にまとめたもので、サイトのどこにどのようなコンテンツがあるのか確認することが可能です。ワイヤーフレームはページ単位の設計図を指します。

6．Webサイトの制作・改修をする

次に、Webサイトの制作、デザインの選定を行います。専門的な知識が必要ですので、社内にノウハウがあるスタッフがいない場合は、Web制作会社に依頼するのが賢明です。この際、サイトマップの設計があると、コミュニケーションのズレが起きにくく、意図したWebサイトを作りやすくなります。

7．公開する

リニューアルが完了したら、Webサイトを公開します。Webサイト公開後は、リニューアルしたサイトで効果が出ているのか、さらなる課題点はないかなどを引き続き調査し、運用していくことが重要です。